SWGはプロキシの一種で、クラウドタイプで提供されるなどの特徴があります。SWGには従来通りのプロキシサーバーとしての機能の他に、多数のセキュリティ機能などが用意されています。IPアドレス匿名化やアンチウィルス、サンドボックスなどが代表的な機能でしょう。詳細はSWGを提供しているベンダーによっても変わるため、サービスを利用する際には事前に確認することをおすすめします。
IPアドレス匿名化はクライアントのIPアドレスの秘匿が可能で、外部のWebサイトにアクセスしても本来のIPアドレスを残しません。匿名性を維持してアクセスしたいときにも便利な匿名化は、プロキシとして代表的な機能となっています。悪意のあるウィルスに対処するためにはアンチウィルスが有効でしょう。シグネチャファイルを利用してパターンマッチングを行い、脅威となりウィルスを防ぐことができます。
インターネットを使用する上でウィルス対策は必須となっており、SWGのアンチウィルス機能はセキュリティの確保に役立ってくれます。サンドボックスは仮想空間で実行ファイルの挙動確認ができる機能です。サンドボックス自体は外部に公開されず、あくまで閉じられた仮想空間を利用します。実行ファイルを仮想空間でテストすることで、不正なプログラムやサイバー攻撃を検知することができるでしょう。
社内に公開する前にサンドボックスを使用すれば、被害の発生を事前に防ぐことができます。