IDaaS(IDentity as a Service)について

IDaaS(IDentityasaService)とは、クラウド上のさまざまなサービスのID管理を一元的に行うクラウドサービスです。利用者は、IDaaS(IDentityasaService)に1回ログインするだけで、事前に登録・連携しているクラウドサービスはすべて使えるシングルサインオンが利用できるようになります。このことが、IDaaS(IDentityasaService)を導入する最大のメリットです。企業システムのクラウド化が進む中で、連携サービスのIDを一括管理するIDaaS(IDentityasaService)は、重要な役割を担います。

連携しているクラウド上のサービスに対してユーザーの追加、削除、アクセス権限の変更を個々のサービス毎に行う必要はなく、一元で管理する事ができます。また、セキュリティ対策として多要素認証を備えています。一方で、IDaaS(IDentityasaService)は連携できるサービスが限られていることや利用料金が発生するため、国内の利用はまだ多くはありません。また、アカウントに不正アクセスされた場合は、連携しているサービスも不正にアクセスできるため、ipアドレスのアクセス制限や認証の強化などの対策が必要になります。

IDaaSを導入している国内の企業は約2割であり、企業のクラウド化が進めば、IDaaSを導入する企業はさらに増えると予測されています。

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